ルーティンな人生はダメか

あるテレビ番組で、ある俳優さんの「朝のルーティン」を紹介していたことがありました。世の中的にも、その日一日を素晴らしい日にするための モーニングルーティンは大事、という説がずいぶんと浸透しています。
かく言う私も、朝起きるときのルーティンがかなりこまごまとあります。

(1)まず、部屋のラジオがタイマーで毎日同じ時刻に、小さな小さな音量ボリュームでスイッチが入る。

(2)それに気づいて、枕元においた小型ポータブルテレビを自分でつけて、早朝の時代劇毎日毎日、同じ時刻に同じ展開で主人公が悪役を成敗する)がやっているのを音だけ聴く。

(3)さらに、この時点で、枕元に置いたスマホを電源アダプターにつないで充電開始(※)
※以前は就寝時にスマホ充電を開始していたが、一晩中充電しっぱなしだとリチウム電池の寿命が短くなることを知り、朝の2時間のみを充電タイムとすることに変更。

(4)その時代劇の次に、その局の朝の情報番組が始まり、番組開始10分後に「本日の星占い」をやるので、自分の星座の “今日の運勢” と “今日のラッキーカラー” を確認する。

(5)テレビのニュースを耳でだけ聞いて、スマホの充電が、100%に届かない「98%」になるタイミングを見計らって、充電コードを抜く。(うっかり 100%まで充電しきっちゃったときは 心から後悔する)

(6)充電確認と前後して、スマホで一連のルーティンを開始。
 -1. 「ヘルスケア」を開いて、昨晩の睡眠時間歩行歩数を確認。

 -2. テレビ局サイトの占いページを開いて、早朝にポータブルテレビの画面で確認した本日の占い結果を詳細に再確認。とくに “本日のラッキーカラー” はその日の服装を決めるもととなるので重要!

 -3. ポイ活動の一環として、各種ポイントアプリを順番に開いて、それぞれの「毎日くじ」をひいていく。 ⇒dポイントPontaポイントTポイントTヘルスケアポイントファミペイポイントSuntoryヘルスケアポイントRakutenポイント(←ここまでやるので、布団内で約9分を費やす)

(7)そこまでやった時点で、毎朝、ほぼ必ず排便要求が高まってくるので、そのままトイレに直行(一年365日、必ずこのタイミングで、絵に描いたような「健康な便」がでてくるのは、規則正しい生活のおかげとも思っています(*^_^*))

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起きて布団から出た後も、私のルーティンはまだ続きます。

(8)書斎に入り、デスクに向かって、所定のメモ用紙に (3)(5)で確認した本日の占いを書き付ける。

(9)それと同時に体温を測って、記録ログをつける。(これは、コロナ禍の時期からの自己チェック習慣だが未だ継続中)

(10)PCで「節電プログラム」を登録している電力会社のサイトを開いて、前日の使用電力量を、やはりメモに書き付ける。

(11)業務で運用しているSNSのフォロワー数増減を確認して、ログを記録する。

(12)前夜にメモ書きを残しておいた「本日のタスク」の内容を確認して、一日の仕事の流れを頭のなかで組み立てる。

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ここまでやって、次に私は台所へ向かって、朝食の支度をします。
朝食もほぼ毎日、メニューは固定です。

(13)冷蔵庫から 「」「納豆」「醤油&酢」そして「ネギ」を取り出す。

(14)卵を専用のスキレットで焼いて、サニーサイドアップ(目玉焼き)へ。

(15)(目玉焼きが、黄身が焼けきらない半熟で仕上げることに細心の注意を払いつつ)ネギを小口切りにする。

(16)納豆と 醤油&酢と 炊いた白飯を持った茶碗に焼けた目玉焼きを乗せたものをダイニングテーブルにセットして、その画像を食事管理アプリで写真に撮ってログ記録。

(17)その後、朝の情報番組を見ながら、朝食。

これを、ほぼ完全に 毎日やっています。
こうやって項目として書き出していくと、いかにルーティンだらけの生活になっているか、我ながら思い知る感じがします。。。。
でも、仮にどれかひとつをし忘れると、おそらく、私はものすごく気持ちの悪い思いでその日一日を過ごしていくでしょう。

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仕事でもルーティンワークは、必然的にあります。
業務上必要だから、日々それをやっていくわけですが、日々同じようにやっていくので、作業工程が完全にカラダに刷り込まれて、目をつぶっていても、手が動いて業務処理できます。
私がIT会社からの要請を受けて、毎週行っている、WEBマガジンの記事更新などは、その最たるものです。

●記事ネタをネタ帳からピックアップする作業、
●記事テキストを書き起こし、見出しも考えていく作業、
●WORDで原稿体裁を整え、アイキャッチとしていれる画像を選ぶ作業、
●完成した原稿の各要素を、エクセルの管理表に記入する作業、
●そのエクセルの各項目を、順にWordPressへ入力していく作業、
●できた記事を表示させ、ミスがないことを確認する作業、

すべての作業が完全に手順化され、最良の効率で、手際よく進められていく。
【生産性の高い仕事】というのは、こういうことではないかと自負さえしています。

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効率のことだけでなく、質の高い成果を引き出すためにもルーティンが大事だ、ということもかなり認知されていますよね。

アスリートの世界での ソレ はとくに有名だと思います。
すぐにも想起されるのが、野球のイチロー選手や、ラグビーでの五郎丸歩選手の ソレ。
このような記事こちらのような記事 では、“自らの集中力を高め” “いかなるコンディションの時にも(その日その日の状況に左右されることなく)【いつもの力】を出して質の高い結果を出すことができるようにするため” に、大きな効果をもたらすものと評価されています。

こうした「ルーティン」は、マインドフルネスという概念(方法論?)に結びつけて語られることもあるようですね。

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テレビで毎日、あるいは毎週同じ時間帯にやっている、通称 “帯番組” も ある意味においてはルーティンワークです。
朝の情報番組に早朝から出演されているキャスターさんも、毎日ルーティンをこなされているわけですし、テレビ局内で “長寿番組”  “長寿ドラマ” などと言われている番組プログラムも、まさに偉大なルーティン、であるわけです。

私が 以前のコラムでネタに挙げていた、 あの「永遠の5歳の女の子が、ボーッとしてる人を叱る番組」も、そうした偉大なルーティンになりつつある(もうなっている?)番組と言えますよね。

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一方、「人間はルーティンばっかりやっているとダメになる」という考え方も、とくにビジネス論などで多く示されています。

よく引用されるのは、ディズニーアニメの生みの親であり、ディズニーランドの創立者であるウォルト・ディズニーさん

現状維持では、後退するばかりである

という言葉。

ウォルト・ディズニーさん

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福沢諭吉翁が『学問のすすめ』の中で示した

進まざる者は必ず退き 退かざる者は必ず進む

という言葉も有名ですね。

福沢諭吉翁

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私が前述のWEBマガジン運営を任されているIT会社でも
「現状維持は衰退だ」
という文言を、クレド(Credo:企業としての行動指針)のひとつとして掲げています。

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そうなんです。
世の中全体が、つねに成長や前進や進化をめざしている中で、現状維持だけをしている人間は、ただただ衰退の憂き目に遭っていくんですよね。

自分の手慣れた手法で手慣れた仕事を進めていくことを、私は、実は大好きなのですが、そこだけでやっていくのはダメだと、心底痛感もしています。

なにかを少しずつ (あるいは革新的に) アップデートしていかなければならない。

仕事やプライベートのことにおいても、その点が、いつも心のどこかに刺さり続けているんですよね。

がんばらなくちゃ。

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こちら ↑ は、私が十代の頃に大好きヘビロテしていたロックバンド。
バンド名はStatus Quo(ステイタス・クォー)
ご存知の通り、その名称は「現状維持」「現状に満足して、それ以上のことは望まない」という、やや後ろ向きな言葉。
でも、このバンドは(メンバーはいくらか入れ替わりつつも)結成以来60年以上、令和6年になったいまでも元気に活動しています。

この現状維持は、うれしいんだけどなぁ