毎日仕事場へ電車で通勤しています。
朝のラッシュ時なので、電車内はぎゅうぎゅう詰めになっています。満員電車の不快感は昔も今も同じかもしれませんが、私には 令和の今は昭和の昔にはなかった不快要素が加わっているように思えています。
それが リュック です。
今は誰も彼もがリュックを背負い、電車の中では前に抱えるように乗車しています。
この光景が、電車内の不快感を高めているように思えて仕方がありません。
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昭和の昔はリュックで会社にいく人間はほとんどいませんでした。
「ビジネススーツにリュック」は似合わない、という意識が一般的だったからです。
それが令和の今には状況が逆転。会社にいく誰もがふつうにリュックで通勤するようになりました。
この記事によると、そうなった理由が次のように解説されています。
(1)2000年代半ばから『オフィスカジュアル』が定着するようになった。
(2)堅いイメージのスーツでなくカジュアルな通勤スタイルに「両手が自由になって」「重い荷物も比較的楽に運べる」リュックが使われる機会が増えた。
(3)イメージが定着するにつれて「堅いスーツ」にも似合うデザインのリュックも増え、ますます普通に容認されるようになった。
いわれてみると、確かにそのとおりであるように思えます。
毎日の通勤電車を見渡すと 男性では7~8割、女性も5~6割はリュック姿のように見受けられます。女性はトートバッグ派も一定数いますが、リュックの人が多いことに変わりはありません。
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リュックが楽なのは理解できます。ただ、満員電車で不快に感じるのは「車内空間での場所の取り方」に問題があるからです。
多くの人は、満員電車に乗る前にリュックを前に抱え直します。
これは理にかなっています。しかし、それでも場所を取ります。
さらに最近は、前にリュックを抱えたままスマホを見る人がほぼ100%。
スマホを持たずに電車に乗ってくる人はほとんど見かけません。
スマホを前に掲げることで、さらに体の前方にスペースを占めることになります。これが混雑をさらに悪化させます。
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人間の体は胸回りや胴回りが最も厚みがあります。
リュックを前に抱えることで、その厚みがさらに増します。つまり、スペースパフォーマンス(スぺパ)が悪くなるのです。
一方、手提げバッグは身体の厚みが少ない「腰から下」に下げるためスぺパが良いです。
さらに網棚に置けば、電車内のスペース効率は向上します。
リュックも網棚にあげれば良いとは思います。
しかし、リュックを網棚に置く人がほとんどいないことは、皆さん毎日目にしている通りです。
その結果、満員電車ではリュックが背中や体に当たることとなり、不快感が助長されます。
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そうした「アンチ・リュック派」の私は、ブリーフケース型と呼ばれる手提げバックでの通勤に固執しています。
長年使っていたバッグが経年劣化でダメになり、鞄を買い替えようとしたときに、今やリュックでないバッグを置いている店が少ないことに驚かされました。
手提げバッグが無いわけではないが、品ぞろえがの比率が著しく少ない。
私にとって必要な「畳んだ新聞がすぐに取り出せる大型ポケット」があるタイプなどを探すのに、あちこちのバッグ店を歩き回って探すという苦労も体験することになりました。
(そう、私は未だに紙の新聞を購読している人間なのでした)

こういうことです「新聞がすぐに取り出せる手提げバッグ」
改めて、ビジネスリュック主流の時代に、ため息をつかされたものです。
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リュックが嫌い。さらに 今時の時代に 紙の新聞を入れるポケットが必要。
こんなこだわりが、令和の時代には生きづらさを生んでいる、ということも承知しています。
満員電車内でリュックを前に抱えて乗るな、などとも到底言えるものではありません。
そうしたジレンマを抱きながらも、そのまま生きていかなければならない、ということも改めて認識した次第です。