会社は世の中の役に立たなければならない、と思っています。
役に立つ、という価値を提供できない会社に、誰も仕事を発注はしないでしょうし、そもそも役に立たない自分に嫌気がさしてきます。
コラムとか、ブログも人気の高いものは「なにかの役に立つ情報」が書いてあるものであることが鉄板条件のようです。
Googleも、ユーザーの要望に応えるサイトを検索上位に表示する、と宣言してはばかりませんし、世界のSEO関連のハウツーサイトも例外なく「キーワードで検索した人の希望に添った内容コンテンツを作成すべし!」「それが上位表示を獲得する最大の手法!」と大きな声でアドバイスしています。
ただ、ここで私は、ハタと手を止めます。
「自分は、このサイトでコラムを書くのに何を書いたらいいか」
Google先生などの言い分に従えば、読者の人の役に立つことを書くべきなのでしょう。
私の業務の領域で言うと「ユーザーの購入行動を促進するようなコピー文案ライティング術」とか「大量のいいねを獲得するブログ文案作法」といったハウツーを展開すると、「役に立つ」ということになるのかもしれません。
ただ、Google先生はこうも言っています。
「オリジナリティの高いコンテンツを作成すべし」
コピペだらけのサイトは、表示順位を下げます、とも断言しています。
一方、世の中に何十億サイト何百億ページとあるコンテンツ類の、どこにも無いようなものを作るのは、実際は至難のワザです。
私が広告会社で広告コピーを作成していたときも
「完全に、誰も見たことの無いような言葉などは、ほぼ、無い」
「言葉はゼロから開発するものではなく、世の中にあるものを持ってくるものである」
…というのが正しい解釈とされていました。
これは、オリジナリティを謳うGoogle先生の方針と、或る意味でバッティングするものです。
。..。.。o○*:.
そこで私は考えました。
世の中のサイト制作者が血眼になって、役に立つコンテンツ作りに邁進するなら、私はあえて、それとは別の方針を目指してみよう。
役に立たない、どうでもいいコラムという方向を探ってみよう。
そうした駄文を書いているうちに「役に立たないことの価値」も見つかってくるかもしれません。