実は、私、テレビ大好き人間です。
近年はテレビ視聴人口の減少(とくに10代の若年層では著しく低下)が起きていると、総務省の情報通信白書でも報告されていましたが、私は、毎日テレビでニュースを見ないわけにはいかない世代です。
とくにNHKをよく見ます。このテレビ局を“ぶっ壊す”ことを党のキャッチフレーズにしている政党もありますが、私にはこの政党の主張は響きません(ただ、私はその主張を否定するものでもありません)。またこの政党の側から見ても、私はまったく訴求ターゲットになっていないはずです。
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NHKで、日曜の夕刻にニュースを見ながら夕食を食べていると、番組はいつしか『ダーウィンが来た』という動物モノに切り替わります。先週は「今夜はチーターです」という回でした。
しかも、この回は番組側としても特に力が入っていたようで「3年間の密着取材を敢行!」と大宣伝。
そのうえ「2週連続」で放送をするとのことで、3年密着なるものの費用対効果を最大限に求めていくつもりであることが見て取れました。
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内容的には、夕食&晩酌をしながら見ている身の上として、なかなか面白みのあるものでした。
チーターは群れて暮らすことのない(狩りも基本的に自分1頭だけで行う)はずながら、取材班は『家族関係にはない5頭のチーターが群れで暮らし、チームワークで狩りをする様子』を映像に収めたというのです。
その常識破りの希少性が、3年密着を招き、2週連続放送という番組編成をもたらしたのでしょう。
ニンゲンやイルカやニホンザルなど、群れて、絆の中で生きるのが当たり前の種族からすると珍しくもない光景ですが、元来そうした習慣をまったく持たない(らしい)動物が、遺伝子の記憶を破って新しい生活スタイルを取り入れたというのは、革新的なことかと感じられました。
しかも、その5頭は「メスより狩りが下手とされるオス」ばかり。
ソロでは生き残っていけない者達だと伝えられると、どこか身につまされる思いすらしてきます。
やはり、生き物は互いを補うチームで生きていくもの。
俺は一匹狼のフリーランス、などと気取ってみても、お取引先がいなければ仕事も生活もできない。
会社でチームビルディングだ、ワン・オン・ワンするぞ、オンライン時代のコミュニケーションは、などと四苦八苦しているのも実に必要なことなのだなぁ、と草原の中で暮らす5頭のチーターを見ながら思い浮かべてしまったものでした。
これこそ、チームビルディングならぬ、チータービルディングか。
などと、ごくごく浅い締めくくりで、役に立たない駄文のオチにしてみたいと思います。