チコちゃんはもうやめます

関東甲信はまだまだ梅雨の真っ最中です。

前回の投稿で触れたような「梅雨のようです」的なあいまいなことでなく
明らかに、明確に、はっきりと「梅雨真っ最中」です。
洗濯物が外に干せなくて、鬱々とした思いです。

:.。..。.

ところで、約1ヶ月前に書いたコラム『良い天気はなぜ「晴れ」か』で、私は

「晴れの天気」が「良い天気」で、
「雨の天気」はなぜ「悪い天気」なのか。
「安定した天気」はなぜ「晴れが続く天気」で、
「雨や風が強くなる天気」はなぜ「不安定」なのか。

そういった「天気の善悪」や、安定・不安定の価値判断は誰が決めたのか
(しかも、英語のweatherは良い天気より、荒天のことを示しているのに…)
…などと、あまのじゃくなことを書き記していました。

梅雨続きで、洗濯物が干せなくて、自分自身が「鬱々」としているのに……です。

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ところがその後、NHKの看板番組『チコちゃんに叱られる』で、その解答が明確に示されていました(21年7月2日放送分)。

視聴率10数%のこの番組をご覧だった方はすでにご存知だと思いますので細かい解説は割愛しますが、
おおざっぱにさらうと…

もともと人類には「晴れの時に活動したい」と思う人種もいた。
「雨降りの時に活動したい」と思う人種もいた。(ダイバーシティ!)

しかし、狩猟主体の生活をしていた時代は、
「晴れた時に活動をする人種の方が食料にありつけて、種として生き残れた」

時代が下って、そうした人種は次第に、活動できない雨天のときを「(働けなくて)嫌な天気」と認識するようになった。
故に「晴れ=良い天気」「雨天=悪い天気」の認識になった。

…というものでした。

つまり、適者生存・自然淘汰に基づく、遺伝子レベルでの意識定着、だということでした。
(H.スペンサーが唱えた適者生存と、ダーウィンが唱えた自然淘汰は意味が異なる、という論争はここでは触れないことにします)

チコちゃんに、ここまで解説されては、何の反論もできません。
現代の人間の遺伝子レベルでは「晴れているのが良い天気」「晴れていれば、気持ちいい」が原則になっている。
そう認めないわけにいかないようです。

*:.。..。.。

ところで、今回、この“正解”に触れて、チコちゃんの放送ログを検索したところ、このネタをとりあげたニュースコラムが山ほどあることにもびっくりしました。

ニュースサイトしらべぇ』でもとりあげられている。
その『しらべぇ』の記事が
Biglobeでも取り上げられている。
Exciteニュースでも取り上げられている。
テレビ番組内容紹介サイトでもとりあげられているし、
なぜかバイク・クルマの『goo』でも取り上げられている。

その他、個人でニュースサイトをやっている人やアフィリエイトブログの人などなど。
「チコちゃん ドンヨリ 天気 なぜ 憂鬱」の語で検索するだけで30件ほどずらっと出てきました。

さらに、どうも、この「天気と、人間の気分の話」だけでなく、「チコちゃん番組で放送されたらそれを次から次へ記事にする」のが定常的な業務とされているようです。
(チコちゃんの他のネタで検索したら、ちゃんと同じようなサイトで記事になっていました)

「ああ、そうか。世のニュースサイト、コラムサイトの人たちは、そういう風にやっているのか」と、改めて認識しました。
きっと、チコちゃんネタはPVが取れるのでしょう。

ああそうなのかと思うと同時に「そういうのを、すでに多くの人がやっているなら、自分は、この方法はもうやるべきじゃないな」とも思いました。
他の人と同じやり方をしていても面白くないですからね。(テレビ番組の内容をそのままテキストに書き出して記事化するのも、私がしたいことではありませんし (^_^; )

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今回は、私が ギモンに思って気になっていたことへの“見事な答え”をチコちゃんが解き明かしてくれていたので、思わず取り上げてしまいましたが、今後は、チコちゃん番組はもう二度と取り上げないよう、自分の心を決めました。

役に立たないことを書く。
そして、できる限り、自分の視点のことを書く。
(ネットの世界ではほんとうにオリジナルな視点や考え方なんて、ゼッタイ無いのですけど、ね)
そういうやり方で、やっていきたいと思います。