10月の初日に関東地方を襲った台風16号のおかげで、カレンダーではもう秋だというのに、結構な「残暑」が続いています。
この10月初日の強大台風も含めてですが、「9月の最終日」を挟んで世の中がずいぶんと変移したと感じています。
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なかでも、社会的に大きいのは「コロナウイルス感染 緊急事態宣言(他)の全面解除」でしょう。
国内の新規感染者数の推移や、いつからいつまで緊急事態やらまん延防止やらが発令されていたかは、ここの横にスライドできるグラフ や、ここのわかりやすいカレンダー を見るととても良く可視化されています。
とにかく、いちばん最新の「4回目の緊急事態やらまん延防止」はダラダラ ダラダラ ダラダラ ダラダラ と延長されまくって、今年の4月5日から約半年間ずっと、なにかしら制限規制が日本のどこかの県にかけられている状態でした。
それが9月30日を限りに 全面解除 されたのですから、これは国民として解放感ハンパないですよね。
とはいえ、新聞などの論調を見ると、全国の感染者数が8月後半の超絶ピークから、嘘のように数値が下がってきたのは、一般国民の「これは本当にヤバいんじゃないか。これはいろいろ自粛しないと自分も感染しちゃうんじゃないか」という【正しい恐れ方】が働いたためである、という評論が多数をしめていました。
つまり、全面解除で浮かれて、正しい恐れ方をやめてしまうと、第6波にリバウンドしていくのはかなり高い可能性に満ちているということになります。
私も 正しく恐れて、とりあえず解除最初の週末は、地元のなじみの串カツ屋(あの有名なチェーン店です)で昼12時からホッピー3杯を飲むだけでとどめました。
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また、この9月30日で「ええ!?」と思ったトピックスは京急油壺マリンパークが営業最終日で、閉園を迎えたという報せ。
事前にそのことをまったく知っていなかったので、かなりびっくりしました。
私自身、小学生くらいのときに(つまり、まだ八景島シーパラダイスなど無かった時代に)親に連れられていった思い出があるだけに、「いきなり閉園」というのはショックでした。
シーパラダイスや江ノ島新江ノ島水族館があるから、まだいいじゃないか……などという認識ではなく、小学生時代の思い出が無くなることは、すごく哀しい気持ちになります。
………が、しかし、こういう時に必ず出てくるロジックが
「無くなってそんなに哀しく思うなら、無くなる前にもっと行って、料金を払えばよかったではないか」
「そうやってお客が訪ねて盛況にしてれば、閉園する必要もなかったんだ」
「無くなって嘆く客は、例外なく、【無くなるまでは無関心だった客】だ」
という論説です。
「なつかしいラーメン屋さんがつぶれちゃった」
「昔かよっていたバーが閉店しちゃった」
「なつかしいライブハウスがなくなっちゃった」
ぜんぶ同じです。
店や施設を潰すのは、時代の波でなく「なつかしいと口だけで言いながら、足を運ばなかった客」なのです。
はい。私も、なつかしくおもうだけで油壺マリンパークに何十年も行っていませんでした。
ごめんなさい。油壺マリンパーク。
同じ日(つまり9月30日)に、東芝の深谷のテレビ工場も閉鎖されたというニュースがありましたが、こちらは私はあまり思い入れがありません。
ただ、「東芝のカラーテレビ」は確かに私の昭和時代の家にありました。
そのカラーテレビでウルトラマンやマグマ大使やサザエさんを見ていたものです。
だから、東芝の工場には、私は謝りません。
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9/30ちょうどではありませんでしたが、国民的トップアイドルグループ『嵐』の2人のメンバーが同時にW結婚報道をしたというトピックスもありました。
一国の総理大臣が退任するし、与党の新しい総裁が決まるし、で世の中がバタバタしているタイミングにぶつけて発表をしたという説も大変にうなずけます。
これだけのハードルが高い2人の人(とそのお相手の一般女性のお二人)が、破局もせずに結婚にこぎつけたのは、本当に喜ばしくおめでたいことだと思います。
私は嵐のファンでもなんでもありませんが、(それゆえに?)祝福をします。
ガッキーさんが結婚したときは、とても祝福などできませんでした。
石原さとみが結婚したときなど、この世の終わりかと思っていました。
とりあえず、綾瀬はるかさんはまだ心の最後の砦として残っているようですが、当然のように私が安堵できる要因はなにもありません。(そもそも、私にはなんの権利もチャンスもきっかけさえもありませんから)
嵐の二人の結婚は、私は心から祝福できます。
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だいたい、私は芸能ゴシップは、たった2つの言葉でできているように思えます。
それは
熱愛 と
破局
です。
「エンタメニュース」はなにかの作品が解禁されたり、映画が封切りされたり、コンサートが有人や無人で行われたり、と幅広くありますが、「芸能ゴシップ」は熱愛と破局で終始するでしょう。(あと、あるとしたら「逮捕」でしょうか)
私は、熱愛よりは、破局が好きです。
ガッキーさんや石原さとみさんが破局したら、きっと私は、内心{よかった}と思います。
(前述の通り、たとえそうなっても、私自身にはなんの権利もチャンスもきっかけも訪れませんが)
わかった風なことをいうと、熱愛があれば、その次は必ず破局が訪れます。
NHKの朝ドラで夫婦役を演じて、実生活でもそのまま熱愛してしまった東出昌大さんと杏さんは「おしどり夫婦」の名前を欲しいままにしながら、その道を進みました。
AKBの前田敦子さんも前髪クネ男(from あまちゃん;実役者名 勝地涼さん)と同じ道を歩みました。
逆に、破局があれば、その次にまた新たな熱愛が生じる可能性も少なくありません。
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9月30日をはさんだ、この一連の社会トピックスは、多くが「終わり」を象徴する内容でしたが、熱愛と破局と同じように、終わりは始まりに、始まりは終わりにつながっているように思います。
前回のコラムで「50年前に戻ったら何か進化できるのではないか」と書いたことも、同じ筋道につながります。
としまえんの閉園は、次の新大型施設の始まりでしょうし、油壺マリンパークも、東芝のテレビ工場も、コロナで翻弄された日本経済も、次のなにかにつながっていってほしい。
ハンカチ王子の斎藤佑樹投手も、なぜか急に「終わった」と報道されているタレントの片瀬那奈さんも然り。
終わりは始まりにつながってほしい、とつくづく強く思います。
私自身にとっても、最近もっとも心惹かれる言葉は
再生
です。