世の中の少なからぬ人が毎月、同じような行動をとっていると思いますが、私も月末になると銀行口座の内容を確認し、その月の入金があるのを確認したら、それを【右から左へ受け流すこと】をしています。
収入を振り込んでもらう口座のお金を、光熱費とか住宅費とかその他の「引き落とし口座」にそっくりそのまま 受け流す わけです。
まさにかつて一世を風靡したこの唄のようなことですね。
(この動画は公式チャンネルなので削除・閉鎖されずにすむかも)
「振り込まれ口座」と「引き落とし口座」を同一にしている人は受け流さずに、放置したままで済んでいるかもしれませんが、私は諸事情で口座を分けています。
私の周囲の人も、話を聞いてみると、同じように2つ以上の口座でお金の受け流しをしている人が少なくないようです。
受け流しすぎて、手元にあまりお金が残らないのも、皆、私と似たり寄ったりのようでもあります。
毎月、ほぼ必ず目にする光景ですね、これ。
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仕事が変わっても、職場が変わっても、この月末の受け流しはもう長い間の習慣です。
いまだに毎月、ひとつの口座から別の口座へ受け流しています。
そして先日いつもと同じようにお金を、郵便局 もとい ゆうちょ銀行のATMで入金したら、いままでと異なる事が起きていた事を発見しました。
ATMでお金を預け入れたことに対して【110円の手数料】が取られていたのです。
いままで数十年、同じ事をしていて、このような手数料をとられたのは初めてでした。
しかも、お金を引き出すのでなく、お金を預けて、そこから手数料を差し引かれるとはどういうこと!?!?!
…と憤懣やるかたない思いに駆られました。
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通帳に記された印字は、何度見直してみても、「お支払い金額:料金:110円」。
しっかりとその分がマイナスされています。
自分は、自分のお金を預け入れただけなのに…………。
あわててその場でスマホを出して検索リサーチしてみると、しっかりニュースで報じられていました。
「今まで、ゆうちょATMでお金の預け入れと払戻はすべて無料でしたが、2022年1月17日から、早朝と夕方以降(日曜は全日)には、110円の手数料が必要になります」
手数料がかかる有料タイムは、平日は「8時45分以前」と「18時以降」。土曜は「9時以前」と「14時以降」。とのこと。
出典元:https://www.watch.impress.co.jp/docs/topic/1379190.html
そういわれると、たしかに1月のそのころ「郵便局で、小銭を預けるのに手数料がかかるようになる」とテレビのニュースで話題になっていたのを思い出しました。
(お賽銭を扱う神社さんや、おつりを用意するのに小銭が必要な小売店の人がテレビ画面で困り顔をしていました)
しかし、小銭の手数料だけでなく、ATMを使うだけでも金を取られるようになるとは不勉強ながら、まったく認識していませんでした。
そして、郵便ATMで自分の口座に入金したのは、まさに土曜の14時過ぎ。
ちょうど有料タイムが始まったばかりの時刻。
もう30分ほど早くATMに着いていれば110円の “理不尽な手数料” を取られることもなかった……。
そう思うと、私は悔しくてたまりませんでした。正直に言って、ムカついています。
そうなのです。
私はたかだか110円を損するだけで、ウジウジ考え込む小市民なのです。
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グジグジと腹が立った小市民な私は、その郵便口座から手数料分を差し引かれたままにするのがどうにも悔しくて、口座に110円を補填入金することにしました。
その土曜はもう14時を過ぎてしまっていたし、翌日の日曜は全日とも有料タイム。
なので、月曜の朝9時に(つまり、ATMでのお金の出し入れが無料になる時間帯に)郵便局へ出かけて、そこのATMで110円を入金することにしました。
ショッピングセンターやコンビニのATMでなく、郵便局のATMなら小銭での預け入れも可能です。
しかし!
実際に、月曜の朝9時イチバンに郵便局へ足を踏み入れて、ATMを操作してみたら、パネルモニターにまた信じられない文字が表示されました。
「110円を入金します。手数料は110円です」
忘れていました。
ATMで「硬貨を扱うこと」にも、110円の手数料がかかるようになっていたのでした。
110円入金して、110円手数料をとられたら、差引ゼロ。捨てゼニです。
アホです。言語道断です。バカバカしいにもほどがあります。
あわてて、ATMのキャンセルボタンを押して、取引をやめました。
その足で、郵便局の窓口へ移動。
窓口で事の顛末を話して、「とにかく手数料をかけずに、この郵便通帳へ110円を入金したい」と伝えました。
窓口の局員さんからは「はい。窓口でなら手数料はかかりません」との回答。
まず、私は、思った通りの目的を果たすことができました。
ただそれだけでは引き下がらず、次のような ユーザーの意見 を局員さんにお伝えすることも忘れませんでした。
「こういうのって普通は、機械でやると、窓口で人間のひとに頼むより値引きされるのが普通ですよね」
「機械やITでやれば、人間が動く人件費がかからないから、というのが一般的な価格設定のしかたではないでしょうか」
「電車代だって紙の切符を買うより、ICのPASMOやSuicaの方が料金割引ですよ」
「人が居る窓口なら手数料がタダで、atmだと有料になるって、おかしくないですか?」
(今回のこの おかしな制度改定 はその局員さんのせいでは、まったく無いことは百も承知ですが、ユーザーの意見を伝えることは大切ですから、きちんと口に出して申し伝えさせていただきました)
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この郵便局(ゆうちょ銀行)の“愚挙”は、他の金融分野でも露呈してきているようです。
システム不具合で悪名高い某MZH銀行でも、
「通帳を作るのに1100円(税込)の通帳発行手数料を徴収します策」を、昨21年1月18日から導入しています。
(ちなみに、このMZH銀行について言えば、かの2021年2月28日に起きた大規模システム障害で「5,244件のカード通帳が取り込まれる事態が発生」しましたが、この5,244件のうちの1件は、私自身が当事者です。キャッシュカードを飲み込まれたまま、直通電話でも何の応対もされず、街なかのATMの前で4〜5時間待ち続けたのが私です)
MZH銀行では、通帳だけでなく、古くなってヒビなどが入ったキャッシュカードの発行手数料も1100円(税込)を徴収するようになりました。
時代の流れから、日本国内で超低金利政策が採用されて(超低金利どころか、マイナス金利とかも言われていますよね)、銀行という商売が立ちゆかなくなりつつあるのが、今回の一連の動きの根源なのかな、と思っています。
(あんまりよくわかっていなくて申し訳ない)。
で、商売が立ちゆかないから、それまで無料だった通帳を1100円に “値上げ” したり、休日や時間外にATMを使うだけで金を取ろうとする動きが出てくるのだろう、とは理解しています。
それでなくても「AIの普及で10年後になくなる職業」の筆頭に【銀行員】が挙げられている昨今です。
半沢直樹さんが、この状況を見たら、何をどう思って、どういう台詞を吐くものものでしょうか。
それはもはや【倍返しだ!】ではないはずです。
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ネット銀行を初めとする、世の中のDX化についていけてないから、既存の “年収1000万円超であった上級職業” と言われた銀行金融業が、駆逐されかけている。
その結果が、年収1000万円ならぬ、「110円」の手数料に象徴されている。
銀行勤務の方々の職業をディスるような論調になってしまっているのは申し訳ない事ではありますが、私の主張(もしくは感情)は、いままで“取られて”いなかった、110円とか1100円とかの手数料を取られることが不服である!
…というその一点のみに集約されています。
自分たちのビジネスが立ちゆかなくなっていることを、そんな形でユーザーにコスト転嫁するな!といいたい。
今回は、憤懣やるかたない(←この表現が気に入ってしまっています)出来事に遭遇して、ぶつけどころのない不満を書き散らしたコラムになりました。
前回のコラムで、地球の行く末を案じたのとは対極的な内容になってしまいましたが、要は「110円にムカついている」という、私の小市民性の現れと思っていただけると幸いです。
(次回は、逆に、小市民な私がささいな得をして、うれしかった話を書く予定です)