日清食品のカップ麺を愛す

カップ麺が大好きで週に1〜2食は必ず食べています。

低コストで1食済ませられる。
手間も掛からずタイムセービング。
しかも今はバリエーション豊かで、おいしい(←ハズレの製品もたまにありますが)
…ということで、忙しいとき&食費セーブをするときに最適の食材だと思っています。

さらにいうと、世に無数ある(正確には1000種足らずくらいある、と根拠のあやふやなサイトに記されていました)カップ麺のなかでも、私は【辛い系】に焦点を絞り込んで、毎週 新製品を買い続けています。

その趣味が高じて、このようなインスタグラムなどもやっています。
通称、「麺スタグラム」です。

日清もたくさんあるカップ麺の麺スタグラム

https://www.instagram.com/taxer9/

うんと下の方までスクロールしていただくと、かつてはカップ麺専用でなく、リアルなラーメン店さんの食べ歩きログだったことを見ていただけると思います。
しかし、コロナ禍以降、店に行くことがなくなり、もっぱらカップ麺専用となりました。
そして、「辛い麺ばかり」です。
激辛、獄激辛が大好物ですが、ピリ辛や チョイ辛や 辛口や、場合によっては   “薬味で七味唐辛子が付属しているレベル”  のものが登場する場合もあります(ペヤング獄激辛シリーズは一応、制覇!)。

投稿についてはつねに新製品をレポートすることを主眼としていて、同じ製品は基本的にリピート掲載はしない方針です。
(リニューアルで、パッケージの一部が変わったりすると同じ銘柄が再登場することもあります)

この2022年の5月から6月にかけて、辛い系新製品が店頭に並ばずに、いささか苦戦していることもこのインスタ内で記している通りです。

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生活のなかでは「辛くない」通常のカップ麺を食べることもあり、それはこの麺スタグラムには記載しないので、全体としては相応の品数のカップ麺を食べていることになるかと思います。

そうしたカップ麺生活の中で、強く実感するのは、やはり 日清食品 の偉大さです。
さまざまな銘柄を食べ続けていても、NISSINのカップ麺製品は、味の設計がダントツだと感じます。

味のコク深みが違う。
麺とスープの絡み方が違う。
そして、それら以上に特徴的なのが、麺の質が違う。

あくまで感覚的な印象ですが、NISSINのカップ麺は製品によって、麺の設計を変えているように感じられます。
その分だけ、「そのスープの味によく合う麺食感」を楽しめるケースが多いような気がしています。

ほかのメーカーのカップ麺は、製品が違ってもスープの配合と具がちょっと違うだけで、麺はだいたい社内の他の製品と同じ流用品である場合がままあるようです。
こちらは感覚的な印象だけでなく、ネット界のあちこちで書かれているカップ麺実食レポートでも「麺は、同社の他の製品でよく見る中細縮れ型のノンフライ麺…」などといった記述がよくあります。

いままでは、ただ「そんな印象を感じるなぁ」というだけで、コンビニの店頭で見かけた辛い系新製品がNISSIN製だと無邪気によろこんでいただけですが、ある日、“或る事” に気がついてしまいました。

なんの狙いもなく、なんとなく、カップ麺における各社のシェアランキングを検索してみてしまったのです。

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いろいろな団体が、いろいろなデータを掲載しているし、カップ麺単独のデータでなく、即席麺全体…つまり “袋麺” も含む統計になっていたり、さらにはデータが出ている年度もさまざまなので、一概に比較できていない (かつ、正確な統計を調べる根性も持っていない私なので) こういったページ等の複数のサイトの記述を眺めて推測して、カップ麺のメーカーシェアは、大雑把に次のようになっていると理解しました。

1位 日清食品 (シェア 50%に近づく勢い。売上;出荷額;以下同様;は2000億円くらい)※即席麺を含むと4000億円台になるとか(?)

2位 東洋水産 (シェア 25%に近いくらい。売上は1000億円を超えるくらい)

3位 エースコック(シェア10%くらい。 売上400億円台くらい)

4位 明星食品 (シェア7%くらい。売上は300億円台

5位 サンヨー食品(シェア5%くらい。売上200億円台

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日清がトップであろうことは、常識的レベルとして認識していました。

しかし、トップのNISSINと、2位の“マルちゃん”東洋水産で、カップ麺業界の【4分の3】を占めているということは、なかなかインパクトのある事実でした。(あと、気がついたら明星食品が日清食品の子会社になっていたことも、今回、学習しました)

「スーパーカップ」のエースコック
「チャルメラ」の明星も、
「カップスター」のサンヨーも、
みんな束になってかかっても、NISSINブランドの数字に届かないということになりますね。

個人的には、「ペヤング」ブランドで、激辛シリーズとしての【獄激辛やきそば】を打ち出した まるか食品 も応援したいところなのですが、まるかは、数字的にはまだまだリストの下の方、ということになっているようです。

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数字レベルでここまでの差があることを考えると、私がNISSINのカップ麺製品をおいしく感じてしまう理由もわかってきたような気がします。

要は、商品開発に際して、シェアランク下位のメーカーとケタ違いの予算がかけられる(のだろう)、ということです。

他メーカーが、新製品を出すのに原価計算と生産コストを計算して、「麺は既存の麺でいこう」と判断せざるを得ないのに対して、日清は「売上がスケール的にこれだけ見込めるから、ここはこの製品独自の麺を作って使用しよう」という判断ができるということになります(と食品業界シロートの私は想像します)

スープやかやくの具材だって、仕入の総量の大きさを考えたら、いくらか特別な材料の使用を計画してもコスト的に見合うように落ち着かせられることもできるでしょう。

他のメーカーが「230円」とか300円に近い値をつけないと作れない品質のカップ麺を、NISSINならそれを上回る質の味わい製品を「215円」で出すこともできるのではないでしょうか。

最近はどこかの有名店とのコラボ企画製品を出すのが各メーカーとも流行ですが、そうした場合もその有名店の味わいに近づけることがかなり容易になってくるはずです。

シェアの大きさと、スケールメリット
これは大きいです(と想像します)

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かつて、私が某化粧品会社で仕事をしていたときもまさに、それに近い業界事情を目の当たりにしていました。

ローションとか、セラムなどを新開発する際に、それが高級ブランドであればあるほど容器のデザインにも“高級感”を持たせたいところ。
日本のトップメーカー資生堂さんならパッケージ型をその製品独自のオリジナルでつくることができる。しかし、そこまでスケールメリットの無いメーカーでは、既製のパッケージ型を流用使用しないと採算が合わない、ということがあるという状況でした。

他の業界にシロートな私でも、これらの事情は、ゼッタイどこの業界でも有りうることだと確信します。
NISSINは、それゆえに、(私の好きな)おいしいカップ麺新製品を出し続けてくれる。
そして、他のメーカーはそれに負けないように、自社の条件の中で、最大の努力を続けて新製品を出し続けてくれる。
私はそれを、単純によろこんで、毎週コンビニの棚を眺めて「今日はどれを買おうかな」などと品定めができているわけです。

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ちなみに、私がリスペクトするNISSIN製カップ麺の中で、目下、というか相変わらずトップをとっているのは、これ(のシリーズ)。蒙古タンメン中本は偉大です。

日清と中本のコラボ

 

公平を期すためにNISSIN以外でも好きなブランドを挙げておくと、明星が最近力をいれて売り出している『麺神』シリーズは、その麺質の設計が気に入っています。

明星食品の麺神

 

また、シリーズではなく単発系の製品としては、マルちゃん東洋水産の、この『新旬屋本店 × でかまる 鶏そぼろ辛担々麺』が個人的大ヒットで、何度かリピート購入してしまいました。

新旬屋本店×マルちゃん 鶏そぼろ辛担々麺

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最後におまけ。
辛い系ではない、『元祖カップヌードル』も、これは永遠のおいしさと言えるのではないか、と思うくらいに私はこの原点のしょうゆ味カップ麺を敬愛しています。

元祖 日清カップヌードル

最近、そのおいしさや文化背景を、インドの読者に紹介する英文記事を書いたのですが、そこで調べていた際に、思わぬトリビアを知ることができました。

日本のカップヌードルの商標は「CUP NOODLE」だが、日本以外の海外のカップヌードルブランドはすべて「CUP NOODLES」という複数形の名称で登録されている。

実際に、インドやマレーシア、米国など海外で売られているカップヌードルの製品画像を調べてみたら、確かにすべて複数形になっていました。
18ヘエ くらい、感心しました。

 

 

*かなり昔のコラムで「私はこれが好き」というテーマの記事を書きましたが、今回はまた別の「私の好きなモノ」について記させていただきました。m(..)m