新潟県長岡市の大学で、非常勤講師として広告やコピーのことについて講義をさせていただくこととなり、一週間、当地のホテルに滞在することとなりました。
ふだん事務所兼自宅の書斎空間で仕事をしたり、週に一度仕事で新宿の或るオフィスへ出かけて仕事をするのとは、まったく違う環境でとても新鮮な思いです。
近年はリモート&ビデオ会議が主流となったおかげで、泊まり込みの出張仕事などほぼ というか、まったく しなくなっているので、ほんとうに久々に外へ出た感じでした。
大学の講義は、全日べったりあるわけでないので、たとえば午前に講義を終えた日の午後は、滞在ホテルでゆったりと時間を過ごすことができます。
通常の仕事もあるので、ホテルのシングルルーム内でパソコン広げて、ホテルのWiFiにも接続して、じっくりと連絡業務や原稿作成作業をすることができます。
ああ、これをワーケーション(workcation)というのだな、とちょっぴり感動もした次第です。

狭いシングル部屋ながら、すべてのものが座ったまま手が届く快適なワーケーション環境が整えられました。
ワーケーションとは言っても、特に観光すべき名跡があるわけでなし、温泉があるわけでもなし、場所も一地方都市のただの郊外で窓から見えるのは眼下を走る国道といくつかパラパラと建つ商店や事務所の建物だけ。
食事をとる飲食店も近隣に数店のみでした…。
ホテルは典型的なビジネスホテルで、館内にあるのは自動販売機コーナーと電子レンジとコインランドリーのみ。
大浴場は無いし、アスレチックジムも、レクリエーションコーナー(地方の温泉宿によくあるようなゲームコーナーや卓球台とか?)も皆無。
つまり、ホテルの室内でパソコンを前に仕事作業をすることと、そのホテルに隣接する(というか、滞在ホテルが大学のすぐ隣に建っていて、講義をするときには徒歩3分で講義室へ向かえる至便さ)大学との間を往復するだけが、滞在生活のすべてでした。
そのうえ、滞在していた一週間の間、お天気は最悪。
ずっと雨。のみならず、ときおり雹も降り、雪さえも降り(現地での今年の初雪だったのだとか!)、そのうえ風は「突風」で傘もろくに差せない始末。
ホテル近隣のそぞろ歩きをする気もあまり起きない状況でした。
(天気予報で見たら、私が現地を離れて帰宅した次の週から、良い天気が続く日々が続いたようです。私は見事に「クジ」に当たってしまったようでした (^_^; )
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そうした感じで、“観光” の要素はかなり排除されたワーケーションではありました。
が、いつも時間に追われて仕事をしていた身の上からすると、「バタバタ追われないペースで仕事できる」という環境は、とてもうれしく感じました。
なすべき仕事も最小限に(いつも、週のルーチンとして対応しなければならない業務のみに)抑え、作業に飽きたら、前週に(この新潟行きに備える準備作業などをする都合上)見逃していたテレビ番組を、NHKプラスやTVerなどで観る。
しかも、普段の生活では、時短のために1.5倍速や、1.75倍速で観ざるを得ないものを、堂々と1.0速でじっくり観ることができる。
電話も特にこない。自分が食べる食事の支度もしなくていい。
上記に掲載したデスク周り画像にも写っていますが、目の前にインスタントコーヒーとウイスキーを置いて、パソコンのキーボードのわずか20cmとなりにはホテル備え付けの電気湯沸かしケトル(いわゆるティファール品)もある。
席を一歩も立たず、腕の動きも最小限で、好きなホットコーヒーとホットウイスキーを飲みながら仕事ができる。
こんな、ゆとりを感じる仕事環境があるのか!?!?
と感動さえしたものです。
大学の非常勤講師として、学生さん達に自分の持っていることを講義する、という(私にとっては)初の体験もさることながら、いわゆる “ちょっと長めの出張滞在” で、こうゆったりと快適な時間を過ごせることが、いかに心身を癒してくれるかつくづく実感したものでした。
最近、自分で旅行に出かけるということもしなくなっていた私にとっては、貴重な体験でした。
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ちなみに、出張の主目的であった大学講義の方は、こんな感じでした。



学生さん、約120人集まっているのですが講義室が、「あまりに大講義室すぎ」て、人影がまばらに見えてしまっています orz
私のコピーライター仲間の方のなかには、今回の私のような非常勤講師扱いでなく、もっとメジャーな大学の【教授職】に就かれている方も少なくないので、そうした方からみると「タカサワはいまさらそんなことをやっているのかよ」などと思われもするかと思いますが、私は人生のこのタイミングで、こうしたことを体験させていただきました。
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ちなみに、今回のこの “旅行” にはこんなマガジンも持参してました。

前々回のこちらのコラム(の末尾)で、我が阪神タイガースの快挙(このときはリーグ優勝)をしたことに触れさせていただきましたが、その後の、我がチームが2023年11月5日(日)にオリックスを下して、晴れて 日本一の座 を勝ち取った直後に、ネットで即注文して取り寄せたものです。
この月初にこのマガジンが届いた後、時間が無くて中身を読むことができずにいましたが、今回の、この、ゆとりに満ちた旅程の中で、80数ページある充実した内容にじっくり目を通して、感動を改めてかみしめることもできました。
ああ、至福の時間よ、ありがとう!!