近頃のメインのお仕事として、2つのWebサイトの管理・運営を請け負っています。
ひとつはビジネス系のコラムを毎週毎週、週刊誌のように記事更新していく仕事。
そしてもうひとつは、集客のためのサイトで、いわゆるSEOライティングを進めて、そのサイトの検索順位改善を行っていくという業務となっています。
その方面を専門にされている方々にはもう、常識中の常識項目ですが、そのサイト管理のためにいわゆる GA (Google Analytics)というものの管理画面を毎日のように眺めて内容をチェックしています。
私は、もともとが文案とかを考えて、文字原稿を書いていく “企画&ライティング業務” が本業の人間なので、こうしたWeb畑のデジタルな業務は まったくもって 得意ではない のですが、時代の趨勢で、こうした仕事が業務の少なからぬ部分を占めるようになってきました。
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このGA、かつては「UA(ユニバーサル・アナリティクス)」という方式で、かなり長い間そのUI(User Interface)に慣れ親しんでいたのですが、それが昨年夏に「GA4(Googleアナリティクス 4)」という新方式に全面切り替えがなされ、管理画面の見た目内容がガラリと変わったのが、私には追従していくのが大変でした。
(このへんの話、その方面専門の方からみると 「はは~ん(ちょっと嘲笑)」というところだろうとは思います (^^); )
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いま、ご閲覧いただいているこのハレソラサイトも、まったく同様に、その「GA4」でアクセス状態を“管理”しております。
(実際には、管理などと言うにはおこがましくて、「ただ状況を眺めている」っていうだけの状態ですが…)

こんな画面を眺めているわけです
この当社サイトについては、実に細々としたアクセス状況で、一ヶ月でせいぜい2ケタくらいのアクセスしかありません。
(ほぼ唯一のヒットページが こちらのコラム だったりします。このページは何故か毎日のように検索エンジン経由で来訪者が絶えません。そこでの検索キーワードは「いい天気とは」「お天気 意味 晴れ」といった語句。これらの言葉でGoogle検索すると、だいたい上から1番目から5番目くらいには表示されるようになっています。← SEOがちょっとだけ効いています (^_^; )
しかし、今年2月の後半、この当社サイトのアクセスに 異変 が発生しました。
通常「一ヶ月に2ケタ、つまり一日数件程度」だったところが、この2024年の2月15日から「一日100件近く」というアクセス数まで跳ね上がったのです。
この異変は2月末日まで約半月間続きました。
何が起こっていたのか。
ちらっとネットリサーチをして、ほぼこれが理由だろう という原因が判明しました。
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この2月15日に、世界のIT界を騒がせる大きなニュースが公開されていたのです。
そのニュースとは、これ ↓ です。
OpenAIが文章で指示する動画生成モデル「Sora」を公開
思い出せば、これはテレビの通常ニュースでも大きく取り上げられていました。
その動画のクオリティに、私も驚いたものです。
それを思い出しながら、当社サイトのGAを見直してみると、この期間での検索クエリ(≒検索キーワード)で、「chatgpt sola」とか「sola chatgpt」といった言葉が使用されていることが記録されています。
オープンAI社が公開したのは Sora でしたが、うろ覚えで Sola で検索した人が居たのでしょう。
当サイトでは、たまたま このコラム でChatGPTのことを話題に取り上げ、しかも、サイト名(=当社の社名)に Sola が含まれているのでそれに引っかかって、このサイトにたどり着いた人が集中したのでしょう。
その人たちが、このサイトを開いた途端に「あ、ここ、見たかったのと違うわ…」と落胆して、あっという間に退場していったことも、「滞在時間ゼロ秒」という記録で明示されています。
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さらに興味深かったのは、そこで「毎日100件近く訪れてきた閲覧者」のほとんどが、日本からのアクセスではなかった ことです。
しかも、そのアクセス元は、ほぼ一つの国に絞られていました。
その国とは、ポーランド!
はるか離れた東欧の国、しかもその首都ワルシャワからのアクセスが、毎日毎日(しかもすべて異なる新規ユーザーの人たちから) 約15日間に渡って集中していたのです。
なぜ、ポーランド? 米国でもなく。近隣の韓国や中国などでもなく。
私自身、いままでの人生でポーランドと関わったことがなく、友人などもいません。
まあ、今回アクセスがあったのは、私個人や、私のこのコピーライター事務所が理由なのではなく、ChatGPTという、世界最先端の技術に由来するものであることはわかっているのですが……
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そこで、ふと思い立って調べてみると、私がいままでほとんど意識していなかったこの国の立ち位置が見えてきました。
ポーランドは「中東欧を代表するIT先進国」だったのです。(ほんとうに、私、不勉強でした)
経済産業省のサイトに格納されている この ↓ 資料 でも次のように記されています
『中東欧5ヶ国 IT産業及び人材に関する現地調査レポート』。
●ポーランドは中東欧地域で最も IT 産業が発展している国の 1 つと言われている。
●IT 産業が盛んなヨーロッパの中でも、特にポーランドが目覚ましい成長を遂げている。
●ポーランドのエンジニアは、世界でもスキルが高く経験豊富。
●元々、ポーランドは数学教育に定評があり、高校生で数学オリンピックに参加をし、高得点を取得する生徒も多くいる。
そんな属性の人たちが、世界を揺り動かす先端技術にいち早く反応して、(そして間違えて)極東の さらに片隅の小さな会社のサイトにやって来たのだろうと、推測することが出来ました。
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さらに思い出すと、ポーランド(大変失礼なことに、私がこの国がどこにあるかもあまり意識していませんでしたが)は、例の“プーチンの侵略戦争”で不条理な攻撃を受けているウクライナの人々を世界で最も多く受け入れている ウクライナのすぐ隣の国 であったことも思い出されました。
そう気が付くと、ポーランドの人々が、なぜか急に身近に感じられてくるものです。
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ともあれ、この アクセス急増騒動 は2月の終わりと共にあっという間に過ぎ去りました。
3月の現時点では、また「一日に数件のアクセスがあるかないか」という状態に戻っています。
この自社サイトではなく、業務で集客メディアの運用のお手伝いをしている身の上としては、もう少し集客できるコンテンツ作りに注力しなくちゃいけないところなのでしょうが……(反省)